心に残った言葉⑧「さかのぼって自分が受けた傷を、傷をつけた人に治してもらおうと思っても、時間の経過によってそれが不可能になってしまうことは残念ながらある」
心に残った言葉⑧「さかのぼって自分が受けた傷を、傷をつけた人に治してもらおうと思っても、時間の経過によってそれが不可能になってしまうことは残念ながらある」
この言葉はTBSラジオ、2022年11月10日に放送された【ジェーン・スー 生活は踊る 】のお悩み解消コーナー【相談は踊る】で出てきました。
私は通勤中に、ポッドキャストでこの相談は踊るを聞いています。
人の相談を聞いていると「わかるわかる~」とか「え、こうゆうことで悩むんだ」とか「今は大丈夫だけど、将来的に同じ悩みを抱えそう、、、」とか色々な相談を通して自分はどうだろうか?と自身に当てはめてたりして楽しんで聞いています。
人の相談を聞くのも楽しいのですが、一番はこの相談に答えているジェーン・スーさん通称スーさんの受け答えがもう、面白くて面白くて。
スーさん目当てで聞いているのも過言ではないです。
この人の答えを聞いてみたい、この人はこの質問にどう答えるんだろう?とかそういった楽しみかたもしています。
こほん(咳払い)
話が逸れてしまったので元に戻しますと、今回も相談は踊るを聞いていたのですが
その中で相談者さんに対してスーさんが言った
「さかのぼって自分が受けた傷を、傷をつけた人に治してもらおうと思っても、時間の経過によってそれが不可能になってしまうことは残念ながらある」
という言葉を聞いて、自分にもダメージを受けました。
ダメージというか衝撃?がくらった感じです。
相談内容をざっくりと言うと、相談者さんの父親に対して謝罪、責任?をとってほしいといったような内容なのですが、そのことに対しての答えが上にある言葉です。
めっちゃっっくちゃ身に覚えがありすぎる!!!
そうなんです、そうなんです。
私自身もこの相談者さんと同じではありませんが、自分の親から言われてた何気ない言葉とか、未だに引きずってたりするからね!?
それで、その言葉を取り消してもらうとかではないけれど親に「あの言葉取り消してよ!」とか今更だし、というか絶対に覚えてないだろうなとか。
「アイツに馬鹿にされた、、、絶対に見返してやる!!」とか
過去に思ったことは一度や二度ではないし、なんなら何度でも思ってます。
でも、この傷はもうアイツには治してもらうことはできないんだって、、
分かってたことだけど、気にしないようにしてたけど、見ないようにしてたけど、言葉にされて「あぁ、、、」としか言えなかったです。
だってなんて言えばいいんですか。
納得なのか、諦めなのか、悟りなのか、なんなのか分かんないけど
今までモヤモヤと自分の傷はもう治してもらえないんだなとか、時間でだいぶカサブタになってて忘れてたけど、ここに傷を残されてたんだとか
う~ん、なんだろう
やっぱり傷をつけた人に傷を治してもらえないんだってところがショックだったのかもしれません。
正直書きながら、うまくこの言葉を消化できてない感じです。
でも、心には残りました。
なのでこの言葉をブログに残そうと思います。
それではおやすみなさい。
稲狩り。